
では、不動産鑑定士になるにはどういった手順が必要になるのでしょうか。
まず、不動産鑑定士になるには「一次試験」を乗り越えなければなりません。
この一次試験は希望した人全員が受けることができ、「国語」「数学」「論文」の三つの教科になります。
ですが、大学を卒業していてある基準以上の単位を取得している場合、この一次試験は免除されることもあります。
一次試験が終わると、待っているのが「二次試験」です。
不動産鑑定士の試験というと「一時試験から」だと考える人が多いと思いますが、不動産鑑定士の本格的な試験はこの二次試験だと言われています。
受験項目は「会計学」「経済学」「民法」「行政法規」「鑑定理論」の五科目。
ここで注目されるのが、「行政法規」「鑑定理論」の科目です。
不動産鑑定士の試験の中で、もっとも重視されるのは「鑑定理論」だと言われています。
一説によると、「会計学」「経済学」「民法」の三つはある程度の点数が取れるように勉強し、 「行政法規」「鑑定理論」については高い得点が取れる様に勉強をする…というパターンが存在する様です。
そして、不動産鑑定士になるには二年間の実務経験も必要になります。
この実務経験は、二次試験に受かっていなくても体験しておくことができますので、「二次試験に落ちてしまったが経験だけは積んでおきたい」ということも可能です。
実務経験はパートやアルバイトと同じ様な扱いとなり、正規の社員と同じくらいの時間働くことが多い様です。
試験に合格してこの実務経験が終わると、国土交通省に「不動産鑑定士補」として登録することができます。
この後に日本不動産鑑定協会が主催する実務補修を受け、三次試験に臨みます。
この三次試験が非常に難関で、合格率は三十パーセント前後と言われています。
この様に長い手順を踏んで、ようやく不動産鑑定士になることができるのです。
非常に厳しい道のりですが、不動産鑑定士の資格を持っていれば様々なことに有利です。
不動産鑑定士への道では、不動産鑑定士について解説しています。ぜひ参考にしてください。
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